いつかは外注したい「出荷業務」

EC運営を続けていくと、発生するルーティンワークの中で注文数と比例して徐々に増えていく業務があります。それは、
- 購入前・購入後の問合せ対応
- 出荷業務
の2点です。問合せ対応については「メールテンプレート」「トークスクリプト」「よくあるご質問」といった環境整備で、極論ワンオペ体制だったとしても一定の業務短縮に繋げることが可能ですが、出荷業務の効率化・短縮化を目指そうとすると、
マンパワーを確保する措置を取らないと、確実に改善できない
といった、物理的な難しさがあります。ECをこれから始める人・ECを始めたばかりの人でも割と早々に「出荷業務をどこかのタイミングで外部委託したい」という展望を持つ方が多いのです。

「自力でなんとか出荷やれます」は外部委託へのサイン?
出荷業務の外部委託導入を初めてお調べいただく方で多いのが、
こんなにも費用が掛かってしまう・・・
という具合で自力出荷に戻ってしまうんですね。外部委託ですのでもちろん、以下のような費用が別途発生いたします。
- 出荷作業費
- 配送料(自社出荷より高いケースも)
- 保管料
- 物流サービス基本使用料
- 連携アプリ費用(シッピーノですと月9,800円~)

ここで考えていただきたいのが、
外部委託によって自分の空いたリソースがどんな仕事に充てられるか
です。15分でも30分でも自分の手が空いた場合、メルマガを考えたり自主イベントを考えたりと、売上アップに繋がる自分にしかできない業務に貴重なリソースを充てられるようになります。
「出荷業務を自力で何とか・・・」という状況は売上施策に手が回っていないなど、外部委託へのサインなのかもしれません。
1日1出荷でも、月10時間の工数発生という試算も

冒頭の「出荷業務の外部委託は月〇件が最適?」への答えですが、
ECスタート(月数件でも)と同時に出荷業務は外部委託する
ことが望ましい、と考えます。
実際に弊社のEC事業部が出荷業務を実施し、1か月の作業工数(約30出荷)で10時間という結果が出ました。(20営業日、1日平均30分程度の作業時間を出荷に要した、という結果です)
1日単位で見ますと小さな時間のように思えるかもしれませんが、以下のような売上に繋がるコア業務に充てられるリソース確保という観点においては、月10時間はとても大きな工数ではないでしょうか。
売上アップのためのコア業務(EC事業者だけが出来る大切な業務)
・商品開発、買い付け
・ブランドストーリーの考案
・独自イベントの考案
・リピート施策の考案
・ECサイト更新
出荷数が増えるほど、1か月の出荷作業時間は月10時間を大幅に超えてきます。
EC初期から上記のようなコア業務を回せる体制を整えることで、早い段階から売上体質・利益体質のEC運営が進められるのです。
発送ミスは最悪、個人情報漏えいに繋がる恐れも
実は出荷業務でミスをすると最悪、個人情報漏えいに繋がってしまう恐れもある大変難しい業務でもあるんですね。(プレゼント品のお届けミス、納品書の梱包ミスなど)
出荷業務を行う際は、
- 注文通りに発送する正確さ
- 集荷期日に間に合うスピードの担保
この2点を確実に担保する必要があります。
セール時など繁忙期には、大量の注文の発送作業において上記2点を維持することが求められます。出荷業務はとても大切なお仕事であることは間違いないのですが、EC運営においてはEC事業者しかできない業務が沢山あり、それらを回していかないといけません。
いち早く物流のプロに外部委託することが、個人情報取り扱いの上でも貴社ECの健全な運営に繋がると言えるのではないでしょうか。
委託倉庫とECをシッピーノで繋げば「自動出荷」に!
委託倉庫へ出荷の外注を決めることまでは出来ましたが、出荷指示は手作業になります。この状態では貴社リソースは十分に解放できたとは言えないですよね。
弊社サービスシッピーノを組み合わせれば、出荷指示の自動化が可能になります。最短60分で繋ぎこむことができ、注文~出荷指示~発送完了通知~注文完了処理までが全て自動処理されますので、貴社にしかできないコア業務にリソースを集中できる環境つくりが可能になるのです。

運営されているECサイトがモール型(Amazon、楽天市場など)・カート型(Shopify、BASEなど)で物流サービスとの相性が変わってきますので、リリースしている他ブログをぜひご参照ください。
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