ECストアの運営で売上が伸びたらまず検討したいこと。

それは発送代行(物流代行、物流倉庫、物流アウトソーシング等)を利用し、物流業務を外注化することです。

この記事では、そもそも発送代行ができることや利用するメリットといった基本にも触れつつ、シッピーノが紹介している提携倉庫の一部をお見せいたします。

■そもそも:発送代行を導入するメリット

発送代行のメリットは次の5点があります。

  • 商品開発や販促企画など売上に直結する業務に注力できる
  • セール時や季節変動にも対応しやすい(自社で配送スタッフを抱えなくて良いため)
  • 誤発送が減り、出荷スピードが上がるなど出荷品質が向上する
  • 物流関連コストを変動費にできる
  • 送料が安くなるケースが多い

■発送代行の業務

一般的に、発送代行業者が代行するのは、以下のような業務です。

他には、倉庫内で商品の「採寸、撮影」などの業務まで代行する事業者もあります。

■物流代行や発送代行でかかるコストとは

一方、発送代行の場合、どのようなコストがかかるのでしょうか。発送代行に関する費用は、まず、発送件数にかかわらず決まった額がかかる「固定費」と、発送件数によってかかる額が変化する「変動費」に分けられます。

その他にも、特別な流通加工を行う場合や、返品対応も外注する場合は、変動費として1件あたりの単価×取扱数がかかります。これらの費用は、配送代行業者によって、個別にカウントされる場合もあれば、まとめていくらという場合もありまし、変動費のみという場合もあります。そのため、複数の発行代行業者を比較する場合、コストに関しては、1出荷あたりおよそいくらになるかで比べると良いでしょう。

アウトソーシング先を選ぶポイント

物流をアウトソーシングする際、最適なサービスを選ぶためのポイントとして、以下を明確にしておくと役立ちます。

  1. 出荷が多いサイズと比率
  2.  月間出荷件数(通常期と繁忙期)
  3.  必要坪数
  4.  アウトソーシングしたい理由
  5.  決め手となる基準と優先順位

定額物流では、まず料金での比較が多くなります。その際、サービスごとに商品サイズによる料金が異なるので、上記1~2を明確にした上で、自社で扱いの多い商品サイズが安いサービスを選ぶことで、料金を抑えることができます。

カスタム物流では、サービスによって見積もりの項目が微妙に異なることもあり、比較が難しくなります。また、カスタム物流になると、単純に料金だけの比較では最適なサービスを選ぶために不十分です。そのために、上記1~5を明確にしておくことをおすすめします。

■発送代行・物流代行を利用するまでのフロー

発送代行や物流代行を利用するまでのフローは、大まかに以下の通りです。

  • 代行事業者の窓口にお問い合わせをする
  • 事業者よりヒアリングを受ける
  • 事業者から見積が提出される
  • 契約を行う
  • バーコードの添付やSKUを識別する方法、商品が着庫する前の連絡方法など、納品時のルールを決める
  • テスト納品を行う(行わない場合もあり)
  • 本納品を行う

ヒアリング時に聞かれがちなこと

見積前のヒアリングでよく聞かれることとしては、次のような項目があります。できる範囲で事前に用意しておくとスムーズです。

  • 会社名
  • 担当者名
  • 連絡先(電話・メール)
  • 取り扱い商材
  • 出荷が多い商品サイズ
  • 商品サイズの比率(注文の全体に対してそれぞれのサイズの出荷が何%ほどか)
  • 利用中のシステム
  • 出店先カート・モール
  • 月間の出荷数
  • 温度管理の有無
  • 必要な物流加工(検品、ラッピング、パンフレット同梱など)

▼倉庫を選ぶ基準について、動画で解説しています(6:19頃~)

シッピーノが提携している発送代行の例

シッピーノでは、EC物流を担う発送代行(物流倉庫、物流代行)の業者の紹介も行っています。

また、提携倉庫の一部は、実際に倉庫を見学した記事を公開しております。

■ECO宅様

https://www.shippinno.net/netshop-blog/warehouses-recommended/about-ecotaku/

「入庫時のルールが柔軟で、JANコード等が無くても入庫を受け付ける」「まだ規模の小さいECでも受け付ける」といった、ECを初めて間もない事業者に優しい物流代行です。一方で荷主の中には世界的に有名なIT企業も含まれており、品質も折り紙付きです。

■ロジモプロ様

https://www.shippinno.net/netshop-blog/warehouses-recommended/about-logimopro/

固定費が掛からないシンプルで安価な料金体系が特徴です。

少数の出荷からでもご利用いただけます。

■JCC様

https://www.shippinno.net/netshop-blog/warehouses-recommended/about-jcc/

購入者へ商品を発送する発送代行だけでなく、FBAへの納品代行も対応◎

■エフ・ジェイロジ様

https://www.shippinno.net/netshop-blog/warehouses-recommended/about-fj-logi/

福岡で物流事業を展開。まずはお客様の要望を叶えてみるスタンスで、商品の最終加工など幅広く相談可能。

■スクロール360様

https://www.shippinno.net/netshop-blog/warehouses-recommended/scroll360/

出荷件数が多いEC事業者さんを中心に、リピートに繋がる『おもてなし物流』を提供されています。

紹介できる発送代行・物流代行は他にも!

ぜひ一度シッピーノに相談してみてください。

発送代行・物流代行とECを連携するアプリも併用しよう

このように、発送代行や物流代行を活用することで商品の保管~出荷に至る業務を外注化でき、ECの運営リソースを減らすことが可能です。

しかし一方で、「ECの受注を取りまとめ、倉庫に共有する」という業務は依然としてEC側の負担となります。

このようなEC側の「受注業務」を自動化してしまうのが、この記事を執筆する「シッピーノ」になります。

物流倉庫と合わせてご利用ください。

シッピーノが連携しているモールシステムと物流サービス

https://www.shippinno.net/index.html

発送代行+シッピーノの活用事例

株式会社Grow

Grow株式会社様

https://www.shippinno.net/voice_10.html

自動出荷により、多店舗運営に成功!
仕組化のおかげでできた時間は、
効率的にマーケティングに費やしています。

Reima

Reima Japan株式会社様

https://www.shippinno.net/voice_14.html

日々のオペレーションが自動化できるので助かっています。出荷指示を自動で行えることはもちろん、お客様へのメール配信もルーティンのものに関しては自動化されるため、工数が大きく削減されています。

また、物流業務でどうしても起こりがちなトラブルが発生した場合でも、シッピーノのサポートに迅速に対応いただいており、感謝しています。

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