シッピーノはこれまで多くの要望にお応えして、ECストアの運営者向けに物流倉庫のご紹介も行ってきております。
一方で、倉庫の裏側や特徴は、わざわざ問い合わせをしないと外側からわかりにくいものです。一度問い合わせをしたらしつこく営業されるんじゃないか…と不安な気持ちにもなりますよね。
そのような背景から、シッピーノでは、物流代行(物流倉庫・発送代行)をお探しのショップ様のために、問い合わせなくても倉庫の雰囲気が伝わる、倉庫の紹介記事を発信しております。
今回お話を伺ったのは、福岡で急成長中の物流代行サービスを展開する「エフ・ジェイロジ株式会社」様!
福岡の有名商業施設「キャナルシティ博多」等も手がけ、60年以上の歴史を持つ福岡地所グループに属し、グループのアセットやノウハウを活かしながら急成長を続けているそうです。
今回はそんなエフ・ジェイロジの物流代行サービスについて、物流事業部の中野さんにお話を伺いました。
【基本情報】
会社名:エフ・ジェイロジ株式会社
所在地:福岡市博多区住吉1丁目2番25号 キャナルシティ・ビジネスセンタービルB1F
代表者:代表取締役 藤田 尊文
事業内容:物流に関する業務の受託
様々なニーズに応える物流代行サービスを展開
エフ・ジェイロジの物流代行サービスは、toC、toBのいずれも対応しているほか、「家具」などの保管・運搬が大変な大型の商品も対応しています。(2022年12月時点)
また、購入者の購入回数に応じた同梱物の対応といった、リピーターの満足度を高める対応も、出荷件数の大小を問わず実現しています。
家具などの大型の商品も相談可能
エフ・ジェイロジさんでは、他の倉庫では断られてしまうことも多い、家具などの大型の商品もできるだけ対応しています。
実際に、訪問した際には椅子や机などの大型の家具を保管している様子を見せていただくことができました。

購入回数に応じた同梱物対応も対応事例あり

ECストアから共有された注文情報をもとに、、新規・2回目・3回目…などと購入回数に応じた販促物の同梱を行っている事例もあります。

購入回数に応じて異なるメッセージやキャンペーンを購入者に送ることができ、リピートを促す施策に取り組むことができます。
倉庫内で商品の最終組み立てを行うケースも
さらには、エフ・ジェイロジが商品の最終的な組み立てを行うケースもありました。
例えば、あるアロマディフューザーのECサイトの荷主様は、ディフューザーの容器と、その中に入れる珊瑚と、アロマオイルを別々にエフ・ジェイロジの倉庫に納品しており、出荷の前に容器に珊瑚を入れるといった製品化の作業をエフ・ジェイロジのスタッフが代行していました。
WMS・在庫管理は希望に合わせて選べる
対応できる物流代行業務の幅が広いのみならず、WMSや在庫管理の方法もECストアの希望に合わせて選ぶことができます。
ECストアが希望する倉庫管理システムでの運用も相談できるほか、在庫管理システムのコストが気になる方には、Excel、スプレッドシートなどの表計算ソフトを用いた在庫管理にも対応しています。
SKU数がさほど多くないECストアにとっては、必ずしも倉庫管理システムの費用を負担しなくて良いというのは嬉しいですよね。
福岡の地の利を活かした価格体系を提供
関東圏と比較すると地価が低く、賃金が低いため、保管料や作業料にも反映できているそうです。
料金が気になる方は、ぜひお問い合わせをしてみてください!
荷主様の売上拡大をサポート
福岡地所グループが保有する商業施設、住宅展示場、ホテル、オフィスなどの不動産アセットを利用して、お客様の売上拡大のサポートにも力を入れています。
2022年8月から実証実験として、グループ会社の株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークスが運営するキャナルシティ博多、マリノアシティ福岡、木の葉モール橋本の商業施設の共用部でショールーミングを展開。
今後は、hit住宅展示場でのショールーミングや、株式会社エフ・ジェイホテルズが運営するザ・ベーシックス福岡やフォルツァ等のホテルにて商品付きの宿泊プランなどを検討しているそうです。


エフ・ジェイロジの倉庫に潜入

倉庫情報
福岡市東区箱崎ふ頭5丁目7番13号
構 造 鉄筋コンクリート造6F
倉庫面積 4,020㎡(1,216坪)
1F:392坪、3~6F:206坪
床・天井 床荷重:1.5t/㎡、天井高:約4~5m
設 備 片面バース(北:低床)、貨物用EV:2基
保管スペース

保管スペースはクライアント毎に割り当てており、商品特性にあわせて固定ロケーションもしくは、フリーロケーションで保管しています。
小型の商品はもちろん、すでに紹介したような大型の商品も保管しています。
梱包・出荷作業スペース


保管エリアから当日の出荷分をピッキング。
各フロアで梱包作業を行い、1階の出荷場へと移していきます。
シッピーノと連携することで、出荷依頼の自動化が可能
2022年のサービス立ち上げから、1年ほどで急成長を遂げているエフ・ジェイロジさん。
その成長の影には、荷主様の希望にまずは挑戦する前向きな姿勢がありました。
エフ・ジェイロジさんを利用するだけでも物流業務を外注化することはできますが、さらにシッピーノも併用することで、受注の確認と出荷依頼の業務まで自動化することができます。
エフ・ジェイロジとシッピーノを併用することで、物流業務を圧倒的に効率化したいECストア様は、ぜひ一度お問い合わせください!