自動出荷とECには「相性」があります

シッピーノのお問い合わせ対応では、

自動出荷と「相性が良いEC」かどうか

を大切なポイントとして、 日々お困りごとのヒアリングを進めております。
何らか物流の課題を解決されたいと思ってご相談いただくわけですが、EC運用全体をお伺いしていくと「本当に自動出荷が適切なのか?」というケースに当たることがあります。

自動出荷は「自分以外の誰かに出荷を委託する(物流倉庫と契約する)」ことが前提となりますが、例えば「私のお店では自由に内容を決めれるメッセージカードの同梱サービスに力を入れております!」というEC運用の方ですと、

カスタムできるメッセージカードは在庫として持てない

わけですから、そもそも物流倉庫と契約するという選択肢は相性が良くないのです。

どんなECが「相性が良い」のか?

実はそれほど難しく考えなくてもジャッジができます。それは、

出荷を外注しても、自分のECブランドを損なわずに運用できるか?

です。対面なく売買を成立させるのがECですが、数少ないタッチポイントが商品をお届けする瞬間ですよね。ここにおけるホスピタリティを重要視したEC運用の場合、

  • オリジナルの梱包箱・ガムテープ
  • オリジナルのラッピング
  • カスタマイズされたメッセージカード
  • 会員ランクに応じたノベルティプレゼント

といったサービスの充実度合が求められ、外部委託で自社ブランディング100%を維持するとなると物流倉庫選びのハードルが一気に引き上げられてしまいます。(もちろん、商談を詰めることで希望が叶う物流倉庫と成約できるケースもあります!)

逆に言うと、シンプル梱包(無地箱・一律のラッピングなど)でも「商品を手に取っていただく・使っていただく」ことが一番のブランディングになるのであれば、ぜひ物流のプロに頼ってみてはいかがでしょうか。少数運営や副業の場合はマンパワーに限界もあるので、なおさら外部委託が最適解と言えます。

自動出荷と相性がいいECの一例

  • 少数で運用している(1~2人)
  • 副業でEC展開している
  • 受注後の要望が少ない(ラッピングやメッセージカードが一律、など)
  • 出荷時の作業がシンプル(同梱少ない・チラシ一律封入、など)

自社出荷の方がいいECもあります

出荷を外部委託しない方がいいケースもあります。例えばこんな感じです。

  • 名入れサービスを行っている
  • オーダーメイド商材(注文が入ってから作る)
  • 出荷時のプラスαが多い(ラッピングが豊富・のし・会員ランク別ノベルティ/チラシ)

EC運用には様々な特徴や強みがあり、業務効率化を追求するあまり強みが損なわれてしまうと本末転倒ですよね。

物流倉庫を契約することは、大量の商材の引っ越しや契約によっては多額な初期費用が発生する可能性があり、人的・金銭的負荷が発生する前に「本当に自分たちのECに合っているか?」とよく吟味することをお勧めいたします。

最適な自動出荷スキーム、無料診断します!

「自分のECが対象かも⁉」と感じましたら、弊社サポートまでお問い合わせいただければ以下の流れで無料診断いたします!

  1. 展開されているECサイトを確認させていただく(モール・カート)
  2. どのECサイトが売上トップなのか確認させていただく
  3. 最適な物流サービスを提案させていただく
  4. 3.の状況次第で無料倉庫紹介を提案させていただく

ECサイトと物流サービスが固まれば、弊社サービスシッピーノの繋ぎ込みで最短60分、自動出荷のスキームが出来上がります! 出荷業務を物流のプロにお任せいただき、貴社にしかできないコア業務(ブランディング・マーケティング・商品開発など)に大切なリソースを注力いただければと考えております。

物流のお困りごと、ぜひシッピーノへご相談ください!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
弊社では日々、貴社EC物流のお悩みを受け付けております。最適なご提案に繋がるようサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。