Shopifyはアプリをインストールすることで、様々な機能を追加できます。
有料・無料を含めて、アプリの数は6,000以上もの種類があり、非常に選択肢が豊富です。一方で、「多すぎて何を選べば良いのかわからない」や、「そもそもどのような課題を解決するアプリがあるのかわからない」といった声を聞くことが多いのも確かです。
本記事では、EC運営の「課題」に基づいて、おすすめのShopifyアプリとツールを紹介いたします。
【流入を増やしたい】
まずは流入数(セッション数)を増やす施策をサポートするアプリを紹介いたします。
ECの立ち上げ直後では、いかに流入を増やすかが課題になります。
シッピーノが発行する集客施策の基本的な考え方を解説したホワイトペーパーも参考にしつつ、相性の良いアプリをインストールしてみましょう。
Googleチャネル
料金:無料
機能:Google無料リスティングへの商品の表示、Google広告アカウントの作成、ショッピング広告の設定
相性の良いケース:検索エンジンに商品を掲載したい場合、Google広告をはじめたい場合
Facebookチャネル
料金:無料
機能:Facebook広告アカウントの設定、商品データの連携
相性の良いケース:Instagramと商品データを紐づける場合、Facebook広告(Instagram含む)を配信したい場合
まるっと集客

料金:無料+成果報酬
機能:成果報酬制でのFacebook広告・Google広告の設定、各ASPへの出稿
相性の良いケース:運用の手間と工数をかけずに、成果報酬制で集客施策を試したい方
SEO manager
料金:20ドル/月
機能:メタディスクリプションやタイトルの最適化、キーワードの提案、Google Search ConsoleやGoogle Analitycsとの連携
相性の良いケース:検索エンジンからの流入が見込める商材(課題解決型の商品など)
TikTok
料金:無料
機能:TikTok Adsの設定、動画の作成
相性の良いケース:衝動買い型の商品
・Canva(※非Shopifyアプリ)
料金:無料プランあり
機能:バナーのデザイン
相性の良いケース:Facebook広告を配信される場合は、クリエイティブづくりが必須となります。Canvaは非デザイナーにも使いやすく、非常におすすめです。
【CVRを上げたい】
ある程度の集客が行えると、流入に対する購入の率(=CVR)を引き上げることが課題になりがちです。
CVR向上の施策としては、以下のような方向性があります。
・商品の魅力を伝えきるLP作り
・購入しやすくするための決済手段導入
・商品レビュー導入
今のECの状況に近いものをインストールしてみましょう。
Pagefly
料金:無料プランあり
機能:ランディングページの作成、ページ速度の改善など
相性の良いケース:Shopifyの既存テーマで商品の魅力を伝えきれないケース。少SKUで衝動買いを狙う、化粧品、健康食品、アパレルなど。
SNSギフト
料金:従量課金(決済の3%)
機能:購入後に発行されるリンクを、知り合いにSNSで送ることで後から受け取り先住所を入力してもらえる機能の実装。相手の住所を知らなくてもギフトを渡すことができる。
相性の良いケース:お菓子やお酒など、ギフトとしての利用が想定されるケース。
Anyギフト
料金:従量課金(決済の3%)
機能:購入後に発行されるリンクを、知り合いにSNSで送ることで後から受け取り先住所を入力してもらえる機能の実装。相手の住所を知らなくてもギフトを渡すことができる。
相性の良いケース:お菓子やお酒など、ギフトとしての利用が想定されるケース。
KOMOJU
※Shopifyアプリストアからのインストールではなく、KOMOJUサービスサイトから申し込みを行ったのち、Shopify管理画面からアプリをインストールする。
料金:従量課金(決済の2.75%~)
機能:コンビニ・銀行振り込みの実装
相性の良いケース:決済手段を増やしたい場合。特にターゲット年齢層がクレジットカードを持っていないことが想定されるケース。
atone
※Shopifyアプリストアからのインストールではなく、atoneサービスサイトから申し込みを行ったのち、Shopify管理画面からアプリをインストールする。
料金:従量課金(購入ごとに30円+決済の2.9%)
機能:後払い決済の実装
相性の良いケース:決済手段を増やしたい場合。特にターゲット年齢層がクレジットカードを持っていないことが想定されるケースで、銀行振り込みやコンビニ支払の場合で起こる注文キャンセルを防ぎたい場合。
Ali Review
料金:無料プランあり
機能:商品レビューの実装
相性の良いケース:定番商品があるケース
【リピーターを増やしたい】
リピーターを増やす施策には、メールマーケティングやLINE公式アカウント、アプリ等のDM施策や、サブスクリプションの導入、会員制度などがあります。
サブスクリプションの導入は化粧品や食品などの消耗品に限られますが、それ以外の施策に関しては、商材に限らず実行を検討して良いでしょう。
Klaviyo
料金:無料プランあり
機能:Shopifyの顧客情報の管理と、ターゲティング、メール配信
相性の良いケース:メールを活用したCRMを行いたい場合
CRM PLUS on LINE
料金:無料プランあり
機能:LINEログインの実装、LINEとShopify上の顧客データの紐づけ、Shopifyに紐づく情報でターゲティングをかけたLINEメッセージ配信
相性の良いケース:LINE上でCRM施策を行いたいケース。
Appify
料金:500ドル/月
機能:Shopifyで構築したECのアプリ化、抽選販売、プッシュ通知
相性の良いケース:アプリを用いてCRMを行いたい場合、限定商品の抽選販売を行いたい場合
どこポイ
料金:49ドル/月
機能:ストア独自のポイントサービスの構築、会員ランクの構築、ポイントを元にした会員分析
相性の良いケース:会員ポイントを導入した場合。リピートを見込める商材全般。
【サブスク・定期購入を導入したい】
定期購買
料金:49ドル/月+手数料1%
機能:サブスクリプションの導入(定期購入の機能の実装から、会員用ページ)LINEやメールとの連携
相性の良いケース:サブスクリプションを導入したいケース
Mikawaya Subscription
料金:49ドル/月+手数料1%
機能:ブスクリプションの導入(定期購入の機能の実装から、会員用ページ)LINEやメールとの連携
相性の良いケース:サブスクリプションを導入したいケース
【顧客単価を上げたい】
あとプラ
料金:無料
機能:サンクスページにクロスセル商品のレコメンドを表示
相性の良いケース:付属品などの合わせ買いが期待できる商品
【物流関連業務を効率化したい】
少人数でECを運営している場合、受注~出荷までのバックオフィス業務を自力で行うと、繁忙期の出荷数が対応できないほどに膨れ上がってしまったり、出荷業務が忙しくマーケティング等の売上を伸ばす施策に時間を使えない場合があります。
少人数でECを成長させるには、売上を伸ばせる施策に時間を使うことが不可欠です。
ここでは、出荷関連業務を自動化するアプリをご紹介します。
シッピーノ
料金:従量課金(無料トライアルあり)
機能:Shopifyの注文情報を自動で取り込み、倉庫へ出荷指示を自動で行う。
相性の良いケース:Shopifyと倉庫1か所だけでブランドを立ち上げる場合と、FBAを利用する場合。
オープンロジ
料金:従量課金
機能:物流倉庫の選定~Shopifyとの連携
相性の良いケース:物流業務を完全に外注&自動化したい場合で、選定の工数も最小限に抑えたい場合。
ロジクラ
料金:従量課金
機能:どの商品が、どこにいくつあるかの管理(いわゆる倉庫管理)。スマホをハンディスキャナーとして利用できる。
相性の良いケース:実店舗を展開しており、Shopifyの在庫と実店舗の在庫を連動させたいケースでは特に相性が良い。
【問合せの負担を減らしたい】
Channel Talk(※非Shopifyアプリ)
料金:無料プランあり
機能:チャットをECに実装し、ECサイト上で接客を行ったり、Q&Aの導線を設けることができる。
相性の良いケース:リアルタイム接客を導入したい場合や、Q&Aに答えるだけの単純な問合せの件数を減らしたい場合。
Sinclo(※非Shopifyアプリ)
料金:9,440円/月~
機能:チャットをECに実装し、ECサイト上で接客を行ったり、Q&Aの導線を設けることができる。
相性の良いケース:リアルタイム接客を導入したい場合や、単純な問合せの件数を減らしたい場合。
Recustomer
料金:無料プランあり
機能:返品・交換・注文キャンセルの自動化
相性の良いケース:返品を自動化したい場合や、ECを返品可にしたい場合
【オンライン・オフラインを統合したい】
Omni Hub
料金:200ドル/月
機能:スマレジとShopifyのデータを連携する
相性の良いケース:会員データをオフラインとオンラインで統合したい場合
【最後に:シッピーノの宣伝】
シッピーノはShopifyをはじめとしたECカートやモールの注文を自動で取り込み、倉庫へ出荷指示を行うアプリです。
ECをこれから立ち上げられる方には、物流倉庫のご紹介やEC物流の勉強会も行っております。
ECの物流体制づくりが課題の方は、ぜひお問い合わせ・勉強会参加をお待ちしております。
また、EC集客のホワイトペーパーも配布しておりますので、お気軽にDLしてください!
