産地直送型のECサイトは、「スーパーでは買えない良い食材を買いたい」「ちょっと特別なものを買いたい」というニーズと合致し、近年ますます多くの企業や個人がこのビジネスモデルを採用しています。しかし、産地直送型ECサイトの運営は、商品ごとに別々の産地に出荷依頼を行う必要があり、受注業務の負担が大きいというデメリットもあります。
しかし、シッピーノのような出荷依頼を自動化するシステムを導入することにより、こうした産地直送型ECサイトの課題を解決することができます。
シッピーノの基本機能

シッピーノはECサイトと物流サービスをAPIやCSVを用いて連携することで、出荷依頼に関連するルーティン業務を自動化するアプリです。
<連携先EC>
・Shopify
・BASE
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
・Amazon
・Qoo10
<連携先物流>
・CSVで出荷依頼を受け付けるすべての倉庫
・ロジザードZERO導入倉庫
・ロジモプロ
・スクロール360の物流代行サービス
・佐川グローバルロジスティクス
・ECO宅
・フルフィルメント by Amazon
・ヤマト運輸のフルフィルメントサービス
産地直送型ECでは「CSV」での出荷依頼機能を活用
先述の連携先物流のうち、「CSV」を活用することで、シッピーノは産地直送型ECでも利用することができます。
・シッピーノの管理画面上の「倉庫管理」から、新規作成を選択。
・種別で「CSV」を選択し、識別用の倉庫名(生産者など)と、生産者と取り決めた「送付先メールアドレス」「ファイルパスワード」を設定
・その他、出荷依頼を送付するタイミングや、出荷依頼を送付する時間帯を設定

その後、ストアとシッピーノの紐づけ、商品の登録、商品と倉庫の紐づけを行うことで、自動出荷の機能を使い始めることができます。
※上記は大まかな設定手順の説明です。実際に利用する際は、シッピーノカスタマーサクセスにご相談ください。
シッピーノを産直ECで活用した事例を紹介
Rowls株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表者:吉住拓哉)が支援するオーガニック食品EC「あまねく市場」は、シッピーノを利用することで出荷業務を自動化しています。
我々が支援しているECサイト「あまねく市場」様では、保存期間が長く、倉庫での保管が可能な商品と、農家さんからの直送に適した生鮮食品の商品の両方を取り扱っています。
特にツールを利用しない場合では、取り扱っている商品に応じて、倉庫さん・農家さんのそれぞれに出荷依頼を手作業にて行う必要があり、工数が大きく、人的リソースを多く使ってしまいます。さらに、ヒューマンエラーも発生してしまいます。
受注処理・出荷依頼にかける時間をできるだけ削り、集客施策などのコア業務に割く時間を増やし、人的ミスを減らすことを目的に、シッピーノを利用しました。
シッピーノには商品のSKUに応じて、出荷依頼を送付する先を選ぶ機能があるため、物流倉庫での保存が可能な商品はAPI連携で物流倉庫に出荷依頼を共有し、生鮮食品は農家さん宛てにCSVで出荷依頼を共有しています。CSVの出力とメールでの送付もシッピーノが自動で処理しています。
▶あまねく市場様ECサイト
https://amaneku-ichiba.com/
まずはお気軽にお問い合わせを!
「こんなケースでも使える?」といったご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、連携する生産者が非常に多い方には、シッピーノの利用料のうち、連携数に応じて課金される部分には上限を設ける産直EC限定プランを提供しています。料金についても、お気軽にお問い合わせください!