FBAとRSLを併用しているEC事業者は多い

RSL(楽天スーパーロジスティクス)は楽天市場が購入者様へ商品をお届けする”ラストワンマイル”までフルカバーする構想でスタートしたフルフィルメントサービスです。

FBAと同様の365日出荷可能に加えて、配送料がとにかく安いことで人気が高いサービスですよね。

特に楽天市場注文において料金面の優遇が大きいため、

  • Amazon → FBA出荷
  • 楽天市場 → RSL出荷

というように在庫分散して運用されているというお声をよく耳にします。

併用が欠かせないEC事業者はどんなケース?

フルフィルメントサービスにはそれぞれ特徴があります。その中で一部の商材においては在庫分散できないものもあり、これがFBA/RSL併用のもう一つの大きな理由になっています。今回で申し上げると、

  • 大型商品(160サイズを超えるもの)
  • 危険物(ヘアオイルなど)

などがRSLでは納品できないというものです。

FBA・楽天市場の注文出荷をフルフィルメントサービスに100%任せている場合、納品できないので「自社出荷に・・」という訳にもいかず、納品可能なフルフィルメントサービスに在庫を集約させていくことが最適な選択肢になってきます。

RSLにない商品の出荷をどうするか?

160サイズを超える商材や危険物商材はFBA納品が可能です。既にFBAで販売している場合は出荷できる環境が整っている状態になりますね。あとは楽天市場注文のデータをFBAに入力すればいいので手段としては、

  • セラーセントラルに手入力/手動CSVアップロードする
  • 外部アプリと連携させて自動出荷依頼する

このような解決方法になってくるかと思います。手動対応は回避したいところですよね。

RSLと併用しながらFBAへ自動連携できるか?

答えですが、シッピーノを活用すれば実現が可能です。

RSLへの連携にも外部アプリとの併用が必須ですが、その内シッピーノでは以下アプリとの併用において動作確認が取れております。

  • BOSS
  • ネクストエンジン

BOSSもネクストエンジンも、RSLに納品されていない商品の注文においては自動連携されないため2重出荷などのトラブルは発生いたしません。一方、シッピーノにおいてもAmazon SKUと紐づいた商品の注文しか自動連携しませんので、RSLから出荷される注文へ干渉することもなく安心です。

FBAとRSLの併用における注意点

1点だけ注意点があります。それは、

FBA商品・RSL商品が同時購入された注文は手動で出荷対応が必要

というものです。例外的にネクストエンジン利用の場合は注文分割機能があるため、出荷依頼前に分割することで自動連携が可能になります。

まとめ

FBAとRSLの併用ポイントを以下にまとめてみました。

  • RSLに納品できない商材でもFBA納品可能なら併用がお勧め
  • シッピーノを活用すればRSLにない商品をFBAから自動出荷が可能
  • シッピーノはBOSSやネクストエンジンとの併用が可能
  • FBA商品・RSL商品が同時購入されると自動連携ができない(ネクストエンジンの場合は事前に注文分割すれば可能)

これらのポイントさえ押さえておけば、RSLを使いながら納品できない商品も自動連携ができますので、出荷業務の手離れを維持することができるということですね。ぜひ参考にしてみてください。

EC物流でお悩みの方、ぜひシッピーノへご相談ください!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
弊社では日々、貴社EC物流のお悩みを受け付けております。最適なご提案に繋がるようサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。