yahoo!ショッピング – ネットショップ・EC物流のすべて https://www.shippinno.net/netshop-blog 物流から販売・経理まで、ネットショップ経営のすべてを網羅:シッピーノ公式ブログ Mon, 15 Jun 2020 08:51:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.6 Yahoo! ショッピング ベストストアアワード受賞店舗の送料・配送施策まとめ!人気ショップは配送問題にどう取り組んでいる? https://www.shippinno.net/netshop-blog/yahoo/yahoojyusyou/ Wed, 18 Apr 2018 02:28:49 +0000 http://www.shippinno.net/netshop-blog/?p=406 2017年~2018年にかけて、配送会社の運賃改定が続く中で、他のEC店舗がどのような送料・配送施策を行っているのか、気になるところではないでしょうか。

今回は、Yahoo!ショッピングのベストストアアワード2017の受賞店舗について、送料・配送施策をまとめました(2018年4月16日時点)。

ベストストアアワード2017には、対象・総合賞、部門賞、特別賞があります。その中で、部門賞の以下の受賞店舗に絞り、【配送会社/送料/配送日時】についてまとめています。

■ファッション
―レディースファッション
―メンズファッション
■食品
―スイーツ
■DIY・インテリア
―インテリア・寝具・収納
■ビューティー・ヘルスケア
―ダイエット・健康
■家電・スマホ
―スマホ、タブレット、パソコン部門
■スポーツ・レジャー
―アウトドア、旅行用品部門

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【ホワイトペーパー】楽天市場、Yahoo!ショッピング審査に通るために必要な条件と申込のポイント

■ファッション レディースファッション部門

□1位:osharewalker(オシャレウォーカー)

※楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017年受賞店舗
●配送会社:日本郵便
・2017年7月にヤマト運輸から日本郵便へ変更になった
・佐川急便の希望も可能
●送料:全国一律550円
・10,000円(税抜)以上で送料無料
・送料無料商品あり
・ゆうパケット利用時は全国一律260円
●配送日時
・入金/注文確認後3営業日以内に発送
・日時指定は注文日の5日後~10日目
・日曜は定休日

□2位:soulberry(ソウルベリー)

※楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017年受賞店舗

●配送会社:佐川急便
●送料:全国一律590円
・6,480円(税込)以上で送料無料
・送料無料商品あり
●配送日時
・受注後5日以内の発送
・日時指定は注文日の5日後以降~2週間以内
・土日祝は定休日

□3位:e-zakkamania stores(イーザッカマニアストアーズ)

●配送会社:日本郵便
●送料:全国一律690円
・北海道の離島、沖縄は別途地域料660円
・10,800円以上で送料無料
・送料無料商品あり
・メール便利用は全国一律260円
●配送日時
・注文/決済完了の当日~3営業日以内に発送
※2018年4月16日時点、注文集中のため通常より遅い発送
・土日祝は定休日

受賞3店舗のまとめと考察

・配送会社:日本郵便もしくは佐川急便
・送料:全国一律550円~690円
※送料無料は10,000円以上と6,000円以上
・配送日時:注文日当日~5日以内に発送

上位2店舗は楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017のレディースファッション部門受賞店舗と同じです。モール展開に強いショップと言えるでしょう。

配送会社は日本郵便が2店舗、佐川急便が1店舗でヤマト運輸の利用はありませんでした。ヤマト運輸の運賃改定のタイミングで日本郵便に切り替えた店舗もありました。

その後、佐川急便とヤマト運輸も運賃の定価の値上げを行っていますが、個別の法人契約はまた違うのかもしれません。ただ、日本郵便も最近は荷受量増加が問題視されているので、何らかの変化がある可能性もあります。

送料は3店舗とも全国一律料金を取っています。送料無料となる購入代金は2店舗が10,000円以上、1店舗が6,000円以上でした。商品価格帯がそれほど高くないので、送料無料商品を設定するなど、消費者が送料を仕掛けが見られます。

配送日時は即日発送の店舗もありますが、定休日も合わせるとだいたいが一週間以内に発送といった感じでした。

■ファッション メンズファッション部門

□1位:JOKER by EverGreen(ジョーカー)

※楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017年受賞店舗

●配送会社:佐川急便
●送料:全国一律350円
・10,080円以上で送料無料(北海道・沖縄・離島は600円)
●配送日時
・注文日より1日~5日で発送
・日時指定は注文日より7日以内
・土日祝は定休日、日祝は発送休み

□2位:ARCADE

●配送会社:日本郵政(一部佐川急便、ヤマト運輸)
・配送会社の指定不可
●送料:全国一律650円
・8,000円以上で送料無料
・ゆうパケット利用時は全国一律250円
・メール便利用時は全国一律200円
●配送日時
・即日~翌日発送(休業日を除く)
・土日祝定休日、発送は日祝が休み

□3位:インプローブス

●配送会社:佐川急便
・※沖縄、一部離島はゆうパック
●送料:全国一律540円
・10,080円以上で送料無料
●配送日時
・入金日より2営業日以内の発送
・日時指定は購入日の3日以降14日以内
・午前10時までの注文は当日対応
・昼12時までの注文はあすつく対応
・土日祝も営業

受賞3店舗のまとめと考察

・配送会社:佐川急便もしくは日本郵便
・送料:全国一律350円~650円
※送料無料は8,000円~1,0080円以上
・配送日時:即日発送~5日以内

配送会社はメンズファッションでは佐川急便が2店舗、日本郵便が1店舗でヤマト運輸をメインとしているところはありませんでした。地域によって配送会社を使い分けているケースもあります。

配送料を抑えるために、一社だけでなく、地域によって会社を変えたり、宅配便以外を利用したり、店舗側もさまざまな対応を行っています。

送料はレディースファッションよりやや安い傾向ですが、送料無料となる購入代金はやや高くなっています。いずれにせよ10,080円ラインはひとつの基準です。

配送日時はレディースファッションよりメンズファッションの方が早い傾向にあります。即配にも対応しており、ファッションに関しては、男性の方が即配ニーズが高いのかもしれません。

■食品 スイーツ部門

□1位:LT BY LOUANGE TOKYO

●配送会社:ヤマト運輸
●送料:728円(関東・南東北・信越・北陸・中部)~1592円(沖縄)
・地域により異なる
・クール便は944円(関東・南東北・信越・北陸・中部)~1808円(沖縄)
●配送日時
・決済/入金日より5営業日以内に発送
・日時指定は入金/決済日より5日以降
・土日祝は定休日、発送も休み

□2位:オーガニックサイバーストア

●配送会社:ヤマト運輸
●送料:全国一律890円(北海道・沖縄を除く)
・北海道:1180円/沖縄:1600円
・10kgまで
・送料無料商品あり
●配送日時
・注文後2~7営業日で配送
・日時指定は都度要確認
・冷蔵便の日時指定は出荷日より2日以内

□3位:ぼくの玉手箱屋ー

●配送会社:日本郵便
・クール便はヤマト運輸
・一部地域は佐川急便
●送料:全国一律送料無料
●配送日時
・注文/入金日より1~3営業日以内に発送

受賞3店舗のまとめと考察

・配送会社;ヤマト運輸もしくは日本郵便
・送料:無料~890円
・配送日時:注文/入金日から1~7営業日

スイーツの場合、ヤマト運輸の利用が2店舗、1店舗は日本郵便の利用だったが、その場合もクール便はヤマト便を利用している。食品であり配達の正確さや品質管理が問われるため、これまでの実績と評価のあるヤマト運輸が選ばれる傾向になるのではないだろうか。

送料は店舗によりバラつきがあり、すべて無料としている店舗もあれば、地域ごとに料金を設定している店舗もある。同じスイーツによっても、製造状況や扱っている商品の種類によって、このあたりは変わってくるのかもしれない。

配達日時も店舗により即配の店舗もあれば余裕をもっている店舗もある。賞味期限が短い商品など管理が難しい商品ほど、早く配達するよりも正確に配達することが重視されることも影響している。

■ビューティー・ヘルスケア ダイエット、健康部門

□1位:MTG ONLINESHOP

●配送会社:佐川急便
●送料:全国一律210円
・5,500円以上で送料無料
●配送日時
・13時までの注文で当日発送

□2位:ケンコーコム

●配送会社:店舗指定の配送業者
●送料:全国一律600円
・3,500円以上で送料無料
・送料無料商品あり
●配送日時
・日時指定は注文日から11日目以降~20日目
・日曜は定休日、発送も休み

□3位:シードコムスYahoo!店

●配送会社:クロネコメール便
●送料:全国一律無料
●配送日時
・注文確認後1~2営業日以内に発送/入金確認後3営業日以内に発送

受賞3店舗のまとめ

・配送会社:佐川急便・クロネコメール便・その他
・配送料:無料~200円
※送料無料は3,500円~5,500円以上
・配送日時:即日発送~3営業日以内に発送、その他

受賞3店舗の方針が大きく違っていますが、共通点としては、いずれも送料が無料になりやすく、消費者が送料を抑えて注文できるという点があげられます。

そのための配送業者は、1店舗は佐川急便ですが、1店舗は都度指定、1店舗はクロネコメール便となっています。

配送日時は、ダイエットや健康食品系は基本的に即配傾向がありますが、1店舗は注文ごとの調整となるなど、他と違った特徴がありました。

■DIY・インテリア 家具、インテリア部門

□1位:タンスのゲンYahoo!店

※楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017受賞店舗
●配送会社:佐川急便 ヤマト運輸 福山通運 久留米運送 多摩流通 SGムービング
・国内の全国配送は佐川急便 ヤマト運輸 福山通運
●送料:無料
・北海道・沖縄・離島は、別途送料
・送料無料商品あり
・大型商品で特定地域については、別途5,000円~20,000円の追加料金がかかる場合あり
●配送日時
・注文後/決済後3~7日で配送
・時間指定は午前/午後のみ
・土日祝の出荷は休み

□2位:ニトリ Yahoo!店部門

●配送会社:佐川急便/ニトリ配送センター
・ニトリ配送センターは配送員設置
●送料:540円
・通常送料、玄関先納品商品が対象、7,560円以上で送料無料
・配送員設置商品の場合、平日1,080円、土日祝2,160円
・その他、商品毎に個別送料がかかる場合あり
・沖縄県及び、離島・ニトリ配送指定地域外は追加料金
●配送日時
・玄関先渡し:注文確定後2日~5日後に出荷
・配送員設置:注文確定後5日~10日後に配送
・日時指定は配送方法により異なる

□3位:LOWYA

※楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017受賞店舗
●配送会社:西濃運輸、ヤマト運輸、佐川急便、プラスカーゴ、クリナップ、日本郵便、他
・商品、地域等により、出荷元指定の運送会社を利用
●送料:商品毎に設定
・北海道・沖縄県・離島、一部地域は別途送料
●配送日時
・注文受付後、4日〜10日前後で配送

受賞3店舗のまとめ

・配送会社:商品・地域によりさまざま
・配送料:商品により異なる
・配送日時:注文確定後3日~10日で配送

受賞3店舗のうち2店舗は、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017も受賞している事業者です。モール展開に強いショップと言えるでしょう。

家具、インテリアは、取扱商品の性質上、配送会社や配送料が商品や地域によって細かく分かれており、一概にこうと言えないカテゴリになります。

ネット通販の家具、インテリアは玄関先渡しになることがほとんどですが、ニトリの場合は、自社の配送網で配達員設置にも対応しています。これは、他の店舗がなかなか真似できない点でしょう。

配送の部分はトラブルになりやすいので、家具、インテリアのように仕組みが複雑になる場合は、サイト上での詳細の説明と、問い合わせに対応できる体制も必要です。

■家電、スマホ スマホ、タブレット、パソコン部門

□1位:Joshin web

●配送会社:自社配送または宅配便(ヤマト運輸・佐川急便等)
●送料:590円
・5,000円以上で送料無料(北海道・沖縄・一部地域を除く)
・沖縄県は2,000円、北海道は600円の追加料金
●配送日時
・商品がそろい次第の発送
・商品・地域によっては翌日指定可能

□2位:NTT-X Store Yahoo!店

●配送会社:佐川急便
●送料:全国一律756円
●配送日時
・注文確認後1~5営業日以内に発送
・注文確認後7営業日以降の日時を指定可能
・土日祝の出荷はお休み

□3位:ソフマップYahoo!店

●配送会社:店舗指定の配送業者
●送料:540円
・5,000円以上で送料無料
・沖縄県は1,080円
●配送日時
・商品により異なる
・対象商品・エリアでは正午までの注文であすつく利用可能

受賞3店舗のまとめ

・配送会社:佐川急便もしくは店舗指定
・配送料:540円~756円
※5,000円以上で送料無料の場合あり
・配送日時:商品によって異なることが多い

大手が受賞しています。自社配送や商品・地域ごとの指定があり、配送会社は定まっていません。

送料に関してはおおむね共通しており、送料無料となる価格帯は低めです。

配送業者が定まらないため、配送日時に関してもケースバイケースになりがちですが、商品によっては比較的早く発送してもらえます。

■自動車・自転車・オートバイ カーオーディオ・アクセサリー部門

□1位:クレールオンラインショップ

●配送会社:店舗指定
●送料: 750円
・北海道・沖縄は1440円
●配送日時
・注文確認後、当日または翌日発送
・15時までの注文は当日受付

□2位:ドライブマーケット ヤフー店

●配送会社:日本郵便/佐川急便/西濃運輸
●送料:1,000円
・北海道は1,500円、沖縄は2,000円
・大型商品は商品毎に異なる
・タイヤは送料無料
●配送日時
・注文後、3日前後で配送
・日祝定休日

□3位:カー用品のWEBいち店

●配送会社:佐川急便
●送料:全国一律料金:480円(沖縄県・離島・一部地域を除く)
・タイヤ単品、タイヤホイールセットを除く
・送料無料商品あり
・沖縄県は1,080円、その他離島の一部地域で中継料発生
●配送日時
・注文確定より1~5営業日以内の発送
・時間指定が可能

受賞3店舗のまとめと考察

・配送会社:佐川急便の他、店舗により異なる
・配送料:480円~1,000円
・配送日時:注文確定より1~5営業日以内の発送

カーオーディオ・アクセサリー部門も、店舗と商品・地域により配送会社が細かく分かれています。送料も、全国一律料金にバラつきがあります。また、地域や商品によっては追加料金がかかります。

配送日時は、商品にもよりますが、比較的早め。商品の性質上、なるべく早くほしい、ないと困るというものが多いので、早く出荷して早く届けるというのは、競合との差になるでしょう。

全体の傾向と考察

ここまでまとめてきて、ジャンルごとに特徴が出ていると思います。配送へのニーズは、取扱商品や顧客層によって異なるので、当然と言えば当然なのですが、配送の施策を考えるときには、EC市場全体だけでなく、ジャンルに絞った考え方も必要になります。

すべてのジャンルのすべての商品を早く安く届ける必要はなく、商品毎に適切な設定があります。全商品を見直すのは大変ですが、主力商品だけでも個別に見直してみると良いのではないでしょうか。

また、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーとYahoo!ベストストアアワードの両方を受賞しているEC事業者もいるので、そういったところのモール展開のやり方は参考になります。

配送業者選定の参考に!主要サービス配送料まとめ

運賃改定が続く中で、どの配送業者を選ぶかというのは、送料を抑えるためのひとつのポイントとなるでしょう。

参考に、主要配送・物流代行サービスの料金についてまとめた以下の資料を紹介します。今後の送料・運賃施策にお役立てください。

https://www.shippinno.net/netshop-blog/haisouryou_wp_download/

物流~配送を効率化してコストを抑える方法として、物流代行サービスを利用するというのもおすすめの方法です。

単に料金を抑えるというよりは、業務を効率化することでリソースに余裕ができ、その分、売上に直結する施策に力を注ぐことができます。

送料・配送施策として物流業務を見直されるなら、ぜひ検討してみてください。

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無料で出店できるYahoo!ショッピング、実際のコストと売上を上げるための出店方法 https://www.shippinno.net/netshop-blog/yahoo/shutten/ Fri, 29 Sep 2017 01:52:35 +0000 http://www.shippinno.net/netshop-blog/?p=40 国内最大規模の商品数を扱うYahoo!ショッピング

個人・小規模でECを始める際、少人数でも十分に回せる運営の手軽さからAmazonが選ばれることが多いのですが、Amazonに次いで始めやすいのがYahoo!ショッピングです。

現在のECの流れとして、一つのモールだけにとどまるということはあまりなく、複数のモールや自社サイトを展開し、それぞれ異なる顧客層へのアプローチや、リスク分散を行うことが主流です。

2013年に「eコマース革命」を掲げたYahoo!ショッピングでは、初期費用・月額固定費・売上ロイヤルティが無料となり、出店数が一気に増えました。2017年7月に発表されたヤフーの第一四半期決算では、ショッピング事業取扱高は約1,398億円、商品数は約2.9億点となり、国内最大規模の商品数を誇ります。

審査のハードルも低く、個人事業主でも問題なく出店ができるので、多店舗展開をするならばまずYahoo!ショッピングに登録はしておくという流れがあるようです。

ただ、気になるところとしては、無料とされるところ以外で費用がどのぐらい発生するのか、Amazonなどから展開して複数の店舗を運営する場合は業務をさばききれるのか、出店のハードルが低い分続けるのに苦戦するのではないかといったところです。

そこで本記事では、こういった気になる点の明らかにしていきたいと思います。

こちらのホワイトペーパーにも出店のポイントをまとめておりますので、ぜひご覧ください。
【ホワイトペーパー】Yahoo!ショッピング審査に通るために必要なポイント

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Yahoo! ショッピングに出店するには

Yahoo! ショッピングに出店する場合、「ライト出店」と「プロフェッショナル出店」の2つのプランがあります。どちらのプランを利用しても、初期費用・月額固定費用・売上ロイヤルティは無料です。

Yahoo! ショッピング出店案内のサイトでは、月商や商品点数、どういう運営をしたいかによってどちらのプランが向いているかシミュレーションができるようになっています。

いくつかのパターンがあるのですが、商品点数が20点以上、月商100万円以上は目指すのであれば、プロフェッショナル出店が推奨されています。ライト出店とプロフェッショナル出店は同時に利用することもできます。ただし、片方から片方への引き継ぎはできません。

ライト出店では、看板画像を選び、商品レイアウトを選択、商品情報・画像を登録するだけで出店か可能です。最短5分、スマホからでも出店ができます。昨今新たな市場として台頭してきたフリマアプリなどに近い感覚です。

※なお、ライト出店は2019年6月より閉店となり、現在はプロフェッショナル出店のみとなっています。

もともとヤフーはヤフオク!で長い歴史を持っており、ヤフオク!からECを始めたという人も多くいます。最初からYahoo!ショッピングでECを始める場合は、ライト出店でEC運営の感覚をつかむのも良いでしょう。

プロフェッショナル出店では、EC運営に必要なデータを一括登録することができます。商品データはCSVファイルで2万件まで、画像はZIP形式で25メガバイトまで、在庫データはCSVファイルで10万件まで一括登録が可能です。これらの登録にかかる時間は、データの種類や量にもよりますが、平均で2週間~3週間です。

また、プロフェッショナル出店の場合は、サイトコンテンツを自分で用意する必要があります。どこまでこだわるかによって時間やコストが大きく変わってくるところですが、ここにかかる時間も考慮しておきます。

ちなみにAmazonから他モールへ展開している方の事例を見ると、目安として、Amazonで月の売上が300万円~400万円あると、他のモールでもその1/10~1/3程度の売上は見込めるようです。

Yahoo! ショッピングで無料ではない部分

Yahoo! ショッピングでは、初期費用・月額固定費・売上ロイヤルティは無料ですが、有料となる部分として「Tポイント原資負担」があります。

Yahoo! ショッピングでは、ユーザーが商品を購入するとTポイントが付与される仕組みになっており、ユーザーにとっての大きな魅力です。このTポイント付与のための原資を、ストアが2.5%~任意で16.5%まで負担することとなります。

Tポイント原資負担として最低2.5%は必須となっており、これに加えて16.5%までストア側が任意でポイントを上乗せすることができます。ポイント負担が大きくなるほどストアの利益は減りますが、ポイント付与が大きいとユーザーが集まりやすいため、うまくバランスを取る必要があります。

また、Yahoo!ショッピングではアフィリエイトも展開しており、このアフィリエイトを利用して商品が売れた場合、販売商品価格(税抜)の1%~50%(1%は必須)とアフィリエイトパートナー報酬原資の30%をストアが負担することになります。

その他にコストが発生する部分としては、Yahoo!ショッピングでは6つの決済方法が用意されており、それぞれ以下の手数料がかかります。なお、ライト出店の場合、利用できるのは「クレジットカード決済」と「Yahoo!マネー/預金払い」の2つのみです。

  • クレジットカード決済:決済金額の3.24%(非課税)
    ※ワイジェイカード(株)発行カードは決済金額の3.0%
  • モバイル支払い(キャリア決済) :決済金額の4.48%(税別)
  • モバイルSuica決済 :決済金額の3.6%(税別)
  • コンビニ決済 :150円/件~300円/件(税別)
  • 銀行振込決済(ペイジー) :150円/件(税別)
  • Yahoo!マネー/預金払い :決済金額の3.0%(税別)
  • PayPay残高払い :決済金額の3.0%(税別)

Yahoo! ショッピングの出店案内のサイトでは、これらのコストを踏まえた上で、月商、Tポイント不要分の原資負担設定、アフィリエイトバナー報酬原資の設定、入金サイクルの設定を入力すると、月額費用をシミュレーションできるサービスもあります。

いくつかのパターンで設定してみて、どれだけの月商でどれだけの負担をするのがベストなのか調べてみると良いでしょう。

これらの費用に加えて、広告など他のサービスを利用するとまたコストがかかってくるわけですが、Yahoo!ショッピングでは初期費用・月額固定費を低く抑えられるので、販売価格への還元や、他にコストを回しやすいというメリットがあります。

Yahoo! ショッピング出店で新たに発生する業務

AmazonではFBA(フルフィルメントby Amazon)を利用して、受注から出荷までを自動化することができますが、他のモールに出店するとなると、そこでの注文に関しては、受注から出荷までを自分で処理する必要があります。

多店舗展開では、この受注、出荷、在庫管理の一連の作業が煩雑化し、ネックとなります。個人・小規模でのEC運営は、最初は自宅やオフィスから出荷を行うことも多いですが、注文が増えればどこかのタイミングで物流倉庫に出荷作業を委託することになります。

昨今は、物流業界のリソース不足の問題もあり、物流倉庫選びは余計に悩みの種となっています。配送運賃が定まるまで新規受付を保留にしているサービスもあるほどです。

そういった状況にあって、もともとAmazonに出店していてFBAを利用していたのであれば特に、FBAマルチチャネルサービスをおすすめします。このサービスは、Amazon以外のECサイトの注文についても、出荷・配送・在庫管理を代行してくれるものです。さらにここにシッピーノを合わせると、FBA倉庫を利用したAmazonの発送と同じく、受注から出荷までを自動化することができます。

AmazonはFBA倉庫で、Yahoo!ショッピングはFBAマルチチャネルとシッピーノで出荷関連業務を運営することにより、出荷にはノータッチで、エラーが出た際の対応と在庫数に合わせた仕入だけを行えば良くなります。その分、商品開発やプロモーションに力を入れることで、日々の注文に追われて売上が頭打ち……という事態を避け、順調に売上と利益を伸ばしていくことができるでしょう。

FBAマルチチャネルサービスの利用にも固定費はかからず、在庫保管手数料と販売時の出荷・梱包・配送に対して課金される配送代行手数料を合計した額が手数料となります。固定費がかからないというのは、特に個人・小規模のEC事業者にとってはありがたい点です。

出店はできても継続は?ヤフーの集客力を活かすために

Yahoo! ショッピングに限りませんが、ECモールのメリットは、モール自体に集客力があるため、自社サイトのようにゼロからの集客を行わなくて良い点です。

Yahoo! ショッピングでは、初期費用・月額固定費・売上ロイヤルティ無料により出店数、商品数を増やすとともに、ユーザー数を増やすための施策にも積極的です。出店数とユーザー数が共に伸びるからこそ、両社ともにメリットがあり、Yahoo! ショッピング自体も成長することができます。

Yahoo! ショッピングの強みとして、ショッピング事業だけでなく、ポータルサイトや検索エンジンにも多くの利用があることがあげられます。Yahoo! JAPANの月間アクティブユーザーID数は2829万人(2014年7月から9月の各月中ログインしたYahoo! JAPAN ID数)で、日本人の4人に1人となります。

ここからYahoo! ショッピングへの導線作りを、ヤフーとしても熱心に行っているわけです。

たとえば、毎月5のつく日のポイントアップや、11月11日「いい買い物の日」のような大型セールなど。その中でも力が入っているのが、有料会員制度であるYahoo! プレミアム会員への特典です。Yahoo! プレミアム会員は、もともとヤフオク! 利用のために登録している人が多く、Yahoo! ショッピングにも親和性があります。

Yahoo! プレミアム会員がYahoo! ショッピングで買い物をすると、常時5%ポイントが還元されるなどの特典があります。また、ソフトバンクグループという部分も活かして、新たに、スマートフォン利用者のソフトバンク会員であれば、Yahoo! プレミアム会員の特典を利用できるようになりました。しかもポイント還元に関しては+5%の10%となっています。

こういったユーザーが集まる仕組みと、出店数・商品点数の豊富さの中で、どのように勝負していくかというところが、EC運営者の腕の見せ所です。価格で勝負するのか、オリジナリティで勝負するのか、はたまたサービスで勝負するのか。

他社との差別化を図るためにも、効率化できる業務はどんどん効率化していき、本当に注力すべき業務にリソースを集中させるべきです。そのためにここで紹介した、FBAマルチチャネルサービスやシッピーノが役立ちます。

Yahoo! ショッピングはもちろん、楽天市場に出店する際にも活用できます。また、自社サイトを展開する場合は、やはり同じような出荷自動化ができる物流倉庫があります。こういったサービスを活用することで、個人・小規模でも大きな売上を上げることが可能なのです。

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