シッピーノを導入した感想

ネクストエンジン - FBAプランを導入

アンカー・ジャパン株式会社様

月1万件規模の出荷も完全自動化。
FBAに統一できるから2人体制でも回せます。

シッピーノを利用しているEC事業者の方は、どのような理由で導入を決め、どのような運用をしているのでしょうか。さまざまな店舗さまにお話をうかがい、その事例を紹介していきます。
今回お話をうかがったのは、アンカー・ジャパン株式会社 事業戦略本部 セールス&オペレーションズ マネージャー 尾崎賢二(おざきけんじ)様。
モバイルバッテリーなどのスマートフォン周辺機器を中心に幅広い製品を世界的に展開するブランド「Anker(アンカー)」。 アンカー・ジャパンは、その日本法人として2013年に設立され、Amazon.co.jpをはじめとしたEC市場での販売に注力しています。

アンカー・ジャパンの出荷規模、物流倉庫の仕組み
―御社の規模になると、取り扱う出荷もかなりの数になると思うのですが、月の出荷数はどのぐらいになりますか?

アマゾンの他に、ネクストエンジン・シッピーノ経由で楽天とヤフーの出荷をFBAマルチチャネルで発送しているのですが、その分の出荷が月に1万件を超えるレベルになっています。
オンラインの販売に関しては全てFBAに統一したいという考えがあるので、シッピーノ経由で楽天もヤフーも統一してFBAから出荷できるというのは、大変魅力的に感じているところです。

―FBA倉庫以外で利用されている倉庫はありますか?

オフラインチャネル向けの出荷分は、FBAとは別の弊社独自の倉庫があり、在庫も別になっています。簡単に言うと、オンライン向けとオフライン向けの在庫を分けて管理しており、 オンライン在庫をアマゾン、楽天、ヤフーで分配しています。オフライン在庫は、家電量販店やモバイルアクセサリーの専門ショップなどに出荷をしています。

―出荷数としては、やはりアマゾンが大きいのでしょうか?

アマゾンでの販売が圧倒的に大きいです。楽天、ヤフーを見ていても、ガジェット系の製品が売れやすいのはアマゾンのように思います。弊社のグループ全体としてみても、アマゾンでの販売は飛びぬけています。

モバイル機器市場のユーザーの傾向と製品開発

―モバイル関連の製品というと、多くの年代、男女問わず利用があるように思うのですが、ユーザー層の特徴はありますか?

弊社が扱っている製品は、モバイルバッテリー以外にも、USB急速充電器、ケーブル、オーディオ、家電など複数のカテゴリがあるので
カテゴリごとに違いもあるとは思いますが、総じて30代~40代の男性がメインになっています。

―アマゾンと違い、楽天はどちらかというと女性に好まれるイメージですが、楽天でも男性ユーザーが多いですか?

楽天も8割ぐらいが男性です。製品やパッケージのデザインもそうですし、サイトのデザインも男性に好まれるようなシンプルな感じで作っています。

―ユーザー層の特徴に加えて、最近のECの傾向で考えると、やはりスマホ経由の利用は多いでしょうか?

楽天やヤフーの傾向を見ると、スマホ経由の利用は6割を超えてきているように思います。そのため、サイトの画像などもスマホに最適化するように作っています。

―モバイル関連の製品となると、新商品はどのぐらいのサイクルで出るものなのでしょうか?

モバイルバッテリーや充電器などモバイル関連の製品は、毎月新商品が出ていますね。アップグレードモデルなどの後継機になると少しペースが遅くて、半年の1回程度の発表になりますが、製品開発のサイクルは早いと思います。
私の記憶では、ひと月に20製品ぐらいの新商品が出たこともあります。Ankerブランドの製品に限って言うと、現在、約260種類の製品が日本で展開されています。
その中で、販売終了になるものもあり、新しく入ってくる商品もありますが、全体としては商品数が少しずつ増えている状態です。複数のカテゴリで、同時並行に開発が進んでいます。今注目が高まっている、スマートスピーカーも姉妹ブランドの「Eufy」から発売しています。
新しい技術規格などが出てくると、それに合わせたニーズも出てくるので、合わせて新しい製品が開発・導入されていくという形になっています。

―世界中に商品を展開される中で、商品の開発はどのようにされているのですか?

中国の深センが開発拠点になっています。中国にはAnkerグループ全体の倉庫があり、そこからアメリカや日本、ヨーロッパ各国など全世界に出荷されています。

FBAでの統一、完全自動化がポイント!シッピーノの導入

―シッピーノを導入されたきっかけは何だったのでしょうか?

楽天に出店したばかりの頃は、それほど出荷量も多くなかったので、FBAではなく小規模な物流倉庫と契約を結び、毎週メールで出荷指示を出すという仕組みでした。
ただ、出荷量が増えるにつれて対応が難しくなり、FBAマルチチャネルで連結できるサービスに切り替えを検討する中で、シッピーノを見つけました。
ネクストエンジンを利用することで、楽天とヤフーを結びつけることができ、シッピーノで出荷をFBAに統一できるという点が決め手になりました。

―現在、何人ぐらいの体制で運営されているのですか?

シッピーノを経由する出荷に関しては、日本では私だけです。それと、中国のオフィスにもう一人チームメンバーがおり、計2名体制で注文の対応を行っています。
この人数で業務を回せるのは、本当にシッピーノを利用しているおかげだと思います。管理画面を確認するのは一日に一回程度で済んでいますし、ほぼ完全自動で回しています。だからこそ二人でも回せているのだと思います。

―出荷や製品に関する問い合わせは多いですか?

製品の使い方など製品関連の問い合わせは多いですが、出荷関連の問い合わせは週に数件程度でしょうか。出荷数に比べるとかなり少ないと思いますので、お客様の手元にスムーズに商品が届いているのだと思います。
ちなみに、カスタマーサポートは、日本人スタッフと、中国のオフィスにいる日本語のできるスタッフを合わせて約10人で行っています。

―最後に、もしシッピーノを利用していなかったら、どれぐらいのリソースが必要だったと思われますか?

オフライン向けの倉庫と同程度の規模感になると思います。倉庫内で入出荷の作業をするのに3人ぐらいの担当が必要で、さらに弊社内で倉庫とのやりとりを担当するスタッフも必要となると、合計で3~5人ぐらいは必要になるのではないでしょうか。
ケーブル1本から注文が発生しますので、自社だけで実施しようとすると、入出荷の作業は本当に大変だと思います。その分を全て自動でできているというのは本当に効率性の面で大きいですね。

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