シッピーノを導入した感想

Yahoo!ショッピング - FBAプランを導入

オーガライフプラス株式会社 / オーガニック食品の販売

自動出荷だから多店舗出店できた!
少人数で売上アップ、オーガニック・キッチン様

シッピーノを利用しているEC事業者の方は、どのような理由で導入を決め、どのような運用をしているのでしょうか。さまざまな店舗さまにお話を伺い、事例を紹介していきます。
今回お話をうかがったのは、EC店舗「オーガニック・キッチ」を運営するオーガニックライフプラス株式会社の土田哲寛(つちだあきひろ)様。AmazonとYahoo!ショッピングに出店し、PB商品をメインにオーガニック食品を扱っています。

Amazon、Yahoo!ショッピングに出店した結果
―オーガニック・キッチンでは、現在、月の出荷数はどのぐらいですか?

Amazonとヤフーを合わせると、月の出荷数は4,000件ほどです。平均購入金額は3,000円ぐらいですね。
本当は10,000円ぐらいあると良いのですが、商材的になかなか難しいので、売上を上げるためには、出荷数を増やしていく感じになると思います。

商品はPB商品をメインで売っていて、PB商品が30ほどです。それ以外の商品も合わせると150ほどになります。商品点数はまだ増やしたいと考えていて、400~500点ぐらいにはしていきたいです。

―AmazonとYahoo!ショッピングで違いはありますか?

Amazonの方が客層は若めで、スーパーフード系が人気です。ヤフーの客層は少し高めで、朝の情報番組などで紹介するような商品が人気ですね。最初に出店したのがAmazonで、半年ぐらい遅れてヤフーに出店しました。本当は同時に出店するつもりだったのですが、PB商品が多いこともあり、商品撮影や画像撮影などページ作成に意外と時間がかかりました。

最初は、Amazonで売れるならヤフーでも売れるだろうと考えてページを作ってしまっていたのですが、実際にやってみると客層の違いなどが分かり、ページのリニューアルも進めています。また今年の夏には、楽天市場への出店と自社サイトも開始予定です。

多店舗展開を支える物流体制とは
―4店舗となると出荷数もまた増えそうですね。現時点で倉庫など物流の体制はどのようにされていますか?

出荷はほぼFBAで行って、FBAに納品する前のラベル貼付や梱包などを行う倉庫を1つ借りています。FBAからの出荷がどうしても間に合わないときは、この倉庫から出荷を行うこともあります。他の倉庫も多少検討はしているのですが、FBAとシッピーノの組み合わせは非常に便利なので、現時点ではこのままの体制で考えています。

―他の倉庫を検討される際に、ポイントとなる点は何ですか?

まず、24時間365日対応できるかという点ですね。商材的にも、この点はお客様からの要望が非常に強いです。テレビで見て、ラジオで聞いて、その日にほしい。1週間も2週間も待たされると、ほしいというテンションが下がってしまうんですね。配達日時に関する問い合わせも多いです。

ネット通販は気軽に注文できる分、気軽に届くイメージがあるのだと思います。スマートフォン利用も増えていて、弊社の場合、6~7割はスマートフォンからの注文です。朝や夜など、仕事の前後と思われる時間帯、営業時間外の注文も多いので、やはり24時間365日対応は必要ですね。

なぜオーガニック食品を? EC事業参入のきっかけ
―そもそもEC事業を始められたきっかけは何だったんですか?

普通にサラリーマンをやっていたんですが、5年ほど前にEC事業を始めました。 そのときは、中国やアメリカから輸入した商材をAmazonで販売するという形で、取り扱い商材はさまざまで、何でも屋状態でしたね。 そこから、もっとこだわった商材を扱いたいという気持ちがあって、今の会社を立ち上げました。

―商材としてオーガニック食品を選ばれたのはなぜですか?

こだわった商品を扱いたいということで、やはりメイドインジャパンが良いんじゃないかということと、多くの人が参入しにくい分野を突こうと考えたからです。化粧品や医薬品も候補にありましたが、許認可が必要ですぐには難しいということもあり、まずは食品、その中でも国産のオーガニック食品に絞ることにしました。

―PB商品が多いということですが、商品開発はどのようにされているんですか?

商品開発については超アナログで、気になる食材の生産地、農家さんを調べて、電話をかけて、直接足を運んでいます。まずは商品数を増やす必要があったので、昨年はそうやって農家さんを回ってばかりでしたね。食品業界というのは、古くからある業界ということもあって、こういうアナログな方法というのが大切なんです。

導入前から決めていた、シッピーノがあったからヤフー出店ができた
―サイトの運営は何人でされているんですか?

今は数名体制で運営をしています。本当はもう1人ぐらい人を増やしたいなと思っていますが、サイト運営のことを理解してくれて、任せられる人というのはなかなかいませんね。機会があればという感じです。デザインや広告運用など、社内でノウハウを蓄積した方が良い業務は、本当はもう少し内部でしっかりやれると良いと思っています。

―数名体制での運営だと、特に業務の効率化は必要になってきますよね。シッピーノを知ったきっかけは何だったんですか?

シッピーノを知ったのは、5年前の輸入転売を行っていた時です。そのときはネクストエンジンを使っていたのですが、ちょっと必要なことがあってFBA倉庫との在庫連携ができるツールを探していて、シッピーノを紹介してもらったんです。そのときに自動出荷の話も聞いて、当時は自社出荷を行っていたので必要はなかったのですが、そういうツールがあるということを覚えていました。

―では、現在の事業で、シッピーノを利用しようと思った決め手は何でしたか?

そもそもヤフーに出店するときは、最初からシッピーノを使おうと考えていました。ちょうどヤフーと連携できるようになったときで、タイミングも良かったですね。オーガニック食品という分野の回転数や出荷数を考えると、シッピーノのようなツールなしでは対応できないと考えていました。自社で出荷しようと思うと、出荷業務だけで半日以上かかるので、他の業務が回らなくなってしまいます。こういったツールがなければ、出店自体しようと思わなかったかもしれません。

―FBAとシッピーノで、出荷に関しては業務の負担はなくなりましたか?

出荷に関しては、シッピーノとFBAに任せきりで、ほぼノータッチです。たまに、在庫が少なくなったりエラーが起きたりしたときの通知が来て、見るぐらいです。今のビジネスから外せないですね。特に、シッピーノの自動出荷というところは他にないサービスですし、助かります。FBAのマルチチャネルサービスでも、出荷指示は手動ですが、あとはAmazonがやってくれるので便利ではあるのですが、一度シッピーノの自動出荷を利用すると、出荷指示さえ手間に感じられ、自動出荷の便利さが分かります。

注文殺到、在庫増加にどう対応する? 出荷に関する問題点
―出荷関連業務に関して、現状で何か課題に感じられていることはありますか?

課題としてあげるとすれば、テレビ番組などで紹介された商品に短時間に一気に注文が来ると、在庫連携が間に合わない点です。ただ、これはシッピーノを使っていなければもっと大変だったと思います。

シッピーノでは、在庫連携はヤフーだと15分ごとで(※ネクストエンジンは5~10分)、通常の注文状況であれば問題ありません。弊社ではFBAの在庫保持を2週間分にしていることもあって、通常はまず在庫切れを起こすことはありません。ただ、たとえば昨年3月のことなのですが、テレビ番組で紹介された商品に対して、800件以上の注文が入ったことがあったんですね。FBAでは、Amazon出荷分の在庫を先に確保されるので、それで一気に在庫がなくなってしまって、ヤフーへの在庫情報を反映する間にもかなりの注文が入ってしまったんです。

そのときは仕入元の農家さんの方でも対応がパンクしてしまって、入荷するまでに2週間ほど、そこから出荷完了までに3日間ほどかかりました。やはりお客様からのクレームはありましたが、もし自動出荷でなければ、在庫がある分の出荷もすぐに対応できず、もっと大変なことになっていたと思います。在庫があった分の出荷だけでもすぐにできたので、まだ良かったと思っています。

―今後、4店舗展開になるという点でも、何か懸念点はありますか?

FBAの在庫上限についても懸念点ではあります。FBAの在庫上限は、Amazonでの出荷数で決まるので、FBAマルチチャネルを利用していても、他のモールの出荷数は考慮されません。今、弊社では在庫上限が1万点なのですが、楽天市場出店のための準備とボーナス時期に備えて在庫を多めに抱えるようにしたときに、上限の75%に達してしまったことがありました。今後、楽天市場と自社サイトを立ち上げたときに、在庫上限に達してしまう可能性はあります。

ただ、現時点ではFBAを活用できるところまで活用しようと思っているので、在庫の回転数を上げて出荷数を増やして、対応していくつもりです。それでも対応しきれなくなったときは、他の倉庫も検討しようと思っています。やはりAmazonというのは最先端の企業ですし、進んだサービスを提供しているので、そこは使っていきたいです。

目標は売上5億、少人数で効率的に
―新規出店に加えて今後の展開や、成長目標などはありますか?

食品だけでなく、オーガニックの化粧品、衣料品の事業も始めようと考えています。事業を始めて2年目となり、今年は売上1億円を目指しています。2~3年後には、5億ぐらいまで行って、それが3人ぐらいで回せたら理想ですね。何百人という体制の会社にしたいわけではないので、少人数でも売上は上げていくというように効率的な体制を組んでいくのが目標です。

また、農家さんも頑張っていて、農薬を使わないとか、オーガニック栽培をしている方も多く、その販売のお手伝いをしていきたいです。オーガニックの商品って、普通のスーパーで格安品と並べられると、高いと思われてしまうんですね。そうではなくて、オーガニックに特化したショップで、そういうものを求めている人達に対して、広めていきたいと思っています。